こんな場所に住みたい〜京都旅日記 その2〜

京都、丸福楼さんでのホテルステイ、
あまりに素敵でしたので、後編です。

 

気になってたアスレティアだ!

夜は大きなバスタブで、ゆっくりと旅の疲れを取る至福の時間。
写真にはありませんが、NEHAN TOKYOのエプソムソルトが用意されていて歓喜!しかもヒノキの香りの別注?コラボ?で、京都の雰囲気にぴったりなのもよく考えられているなと感動です。

また、スキンケアは以前から気になっていたアスレティアが用意されていました。使用感と香りもどれもよく、特にこっくりとしたクレンジングオイルの手触りと香りが気に入り、これは購入してみようと思いました。

ちょっとしたものの選び方のセンスが素晴らしく、いちいち感動!
また、写真にあるダークグリーンのポーチには歯磨きセットなど諸々が入っているのですが、なんとこのポーチはお持ち帰りOK!
写真では見づらいですが、「MARUFUKURO」のロゴ入りで、男女問わずかっこよく使えるベルベッドタッチ。こういったちょっと紳士感のある小物が大好きな私には、嬉しすぎるポイントでした。(大切に使わせていただきます!)

ホテル内を探検していると、こんなちょっとした小部屋を発見。
客室以外で語らったり、気分を変えて読書や日記をつけたりなどしても良さそうなスペースです。

ちなみに、自由に読んでいいですよと積まれている本も、しつらえに合わせてダークグリーンのグラデーションの背表紙のものばかりうまく集められていて、世界観への並々ならぬこだわりを感じました。

往年のトランプ

天狗印の花札

実は私、この任天堂の天狗印の花札、持ってるんです。
幼稚園くらいの頃、父母や祖母と新幹線で母方の実家を訪れるとき、いつもトランプや花札で遊んでいました。

何しろ、幼稚園児が花札で遊んでいるなんて珍しかったのでしょう。
「花札できるなんてすごいわね」と知らないおばさまに褒められた記憶が未だ鮮明にあります。笑

絵柄の美しさに惹かれなんだか手放し難く今でも大切にとってあるのですが、小さい頃なんで「任天堂」なんだろう?と思ったのを覚えています。
「任天堂」といえばファミコン、ゲームボーイとか、そういったゲームの会社というイメージしかなかったので頭の中で結びつかず。でもよく考えるとこういったカードゲームって、まさにゲームの元祖ですものね。今思うと納得です。

ちょっとした場所が美しい

レストラン carta.

こちらがホテルのレストラン「carta.」。店名はカードゲームの「かるた」から名付けられているというのも、心憎いですね。

熊本の料理家・細川亜衣氏が監修した室内デザイン・食器・料理がふるまわれます。著書などで有名な細川さんの料理を実際に味わうことができる機会はたいへん貴重だそうで、こちらのお食事を目当てに予約するゲストも少なくないとか。

私は実は全然、このレストランの前情報を知らず宿泊したのですが、あまりに素敵で(連泊していたのとカウンターに座っていたのもあり)レストランのスタッフさんに顔を覚えてもらったこともあり、色々と情報を教えていただきました。

おしゃれすぎるチーズトースト

1泊目の朝食はウェスタンスタイルを選択。
こんなおしゃれなチーズトースト見たことあります?というトーストをいただく。サクっ、モチっと美味でした。

銅?のお皿が洒落てる

ソーセージとポテトサラダも、こんなお皿で出してもらえると新鮮な気持ちになります。

色鮮やかなオープンサンド

デザートには、季節のフルーツのオープンサンドが登場。
鮮やかな色合いが、楽しい気分にさせてもらえます。

蒸し野菜・かぶ

2泊目の朝食は、日本食をチョイス。
優しいお味の蒸し野菜。

まんまる おにぎり

そして、おにぎり、トマトの味噌汁、白和えとヘルシーがプレートが登場。
おにぎりって外国ではあまりない?みたいなので、きっと外国の方にも好評なんだろうなと想像します。

レストランの内装

このレストラン、本当に居心地が良くて。
毎朝通うのがとっても楽しみでした。

ちょうど衣替えの季節だったようで、スタッフさんの制服が初日はおしゃれな割烹着、2日目は青いワンピースに変わっていて、両方見られて眼福。

写真には写っていませんが、創業当時に使われていた床板を、カウンター下の装飾に使ったり、ドアはそのまま使っている部分があったりと、この場所の良い部分を残しつつ、新しい風を取り込んだ空間、とても居心地がよく素晴らしいレストランでした。

今度はディナーでもぜひ来てみたい。
また、安藤忠雄のデザイン色が色濃い新築棟にも次は泊まってみたいなあ。
京都で再訪したい場所ができました。

Chiyo/月詠み調香師

https://ablxs-fragrance.com

https://www.instagram.com/ablxs_official/

1985年東京生まれ。フレグランス・化粧品に特化した美容ライター業、百貨店オーガニック化粧品ブランドのセールスマネジャーを経て調香師になるという、女性の美・悩みにまつわる様々な経験を持ち、クライアントに最適な製品を提案するカウンセリング力も強み。

2012年にブランド創業。2020年に(株)アブラクサス創立。香りの文化を広めるべく、一般の方へ向けた調香の基礎を学べるクラスも展開中。20歳のころより学びを深めてきた占星術・タロット研究の知識を取り入れ、今の心の状態に寄り添う香りやセッションを提供している。

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