フィレンツェの午後はふらっと、
サンタマリアノヴェッラ教会へお散歩しに。
この左右対称で、なんだか御伽の国のような可愛らしい教会の外観に和む。
教会の周りはちょっとした広場になっていて、
地元の人の憩いの場的な、のんびりした雰囲気でした。
とにかく、理由はわからないけれど、
この場所が好きになってしまった。
やさしい光に包まれて、
ずっとぼーっと座っていたくなった。
イタリアに行った中で一番懐かしい気持ちになるような、
一番好きな場所かもしれない。
色彩が淡いのに、包まれるような鮮やかさがある。
だんだん言葉が必要なくなってくる。
中庭や小さな美術館も併設されています。
ライオンくんと、目が合った!
ステンドグラスに丁度、夕日が差して
美しい情景に立ち会うことができました。
もう、ここに住みたい。
虹色の光と私。
サンタマリアノヴェッラという言葉
ノヴェッラ=NEW、新しい
サンタマリア=聖マリア
で新しいマリアさま?と思ったのですが、現地の方によると、
近所?に新しい葡萄園ができてノヴェッラの名前がついたそうな。
教会の修道院では、色々な植物やハーブが育てられることも多く、
そのひとつに葡萄園があったのでは?とおっしゃってました。
この場所がなつかしく感じるって、
私も昔、どこかの教会の裏庭かどこかで植物を育てていたのかもしれないなあ。
(なんて、ぼんやり思う)