長崎の離島、五島列島へ旅してきました。
「祈りの島」ともいわれる250年以上も続いた、潜伏キリシタンが存在した歴史。
ぜひ、写真で雰囲気を味わってみてくださいね。
*
はじめに訪れたのは五島の中で一番大きな島、
福江島にある「井持浦教会」。日本最古のルルドの泉がある場所。
フランスのルルドの泉から取り寄せた、本場ルルドの奇跡の泉水を注ぎ入れ、
同じくフランスからやってきた聖母像が洞窟に収められています。
水色の帯をしたマリアさまは、
「水」に関わるところことをお守りしてくださっているそう。
マリアさまの視線の先には、やさしい光が。
本場ルルドでは、杖をついてやってきたおじいさんが、
ルルドの泉に入ったところ、足が丈夫になり、
やがて杖を捨ててかえった…そんな杖が幾本も泉の近くにある、と云われています。
ここは高浜ビーチ。
朝は曇っていましたが、すっかり快晴に!
晴れ女さんがいたのかなぁ!
Peaceを感じる、美しい海と空!
お昼には鯛茶漬けを。
ランチをいただいたのは、ニュー パンドラというすごい名前のレストラン。
ここにもマリアさま発見…!
次に立ち寄ったのは、堂崎天主堂。
煉瓦造りが青空によく映える。
ここでは白磁のマリアさまが、
お出迎えしてくださいます。
近くにはカフェが2件あって、のんびりとするのにも最適。
時間があまりなかったので、テイクアウトにしましたが、次回はゆっくりしてみたい!
さて、
次には久賀島という島へ渡り、「旧五輪教会」へ。
日本のお屋敷?!と見紛う外観からは想像もつかない、内部のつくりにびっくりです。
教会は祈りの場なので基本的に内部は撮影不可なところがほとんどなのですが、
ここ旧五輪教会は撮影OKな貴重な場所。
(旧という名前がつく通り、今はミサなどは行われておらず、お隣に「新五輪教会」という新しい教会があります)
木の温かさ、ぬくもりを感じる
心安らぐ場所。
鳥たちも、何か会話をしているようです。
久賀島の海と猫。
この島にはなんと、4人しか住んでいないそう!
4人と2猫の島。
*
そして、さらに北へ船で移動して、奈留島(なるしま)へ。
下五島の最も北に位置する奈留島にある江上天主堂は、
クリーム色の板張り壁に水色の窓枠がはめられ、可憐な印象の木造教会。
実は今年のゴールデンウィークまでで、教会守さまがお辞めになってしまい、中に入ることは残念ながらできませんでした。
現在新たな教会守さまを探しているそう。
もし、自分がカトリック信者で五島に住んでいて、教会守になれる資格があるなら、いつでもやります!…と言いたいけれど、
簡単に言えることじゃないしなぁ…と、なんだかもどかしい気持ちに。
そして気づいたのは、教会にはかなりの確率で白百合が
植えられているなぁということ。
「純潔」という花言葉をもつ百合は、マリアさまにぴったり。
教会の前にある樹々の中には、よく見ると♡型の枝が。
そして幹にもよくよく見ると、♡型の跡も。
すてきな奇跡!