元祖オーデコロンに学ぶ

1792年10月8日、ドイツ・ケルンのグロッケンガッセでのこと。
ミューレンス社の創始者であるウィルヘルム・ミューレンスは、

婚礼の祝福として修道士から一枚の羊皮紙を授かりました。

 

そこに記載されていた処方に従って製造したのが、“ アクアミラビリス (不思議な水)”。
『4711』は、世界初のオーデコロンとして誕生したのです。

 

ジンのようなこの美しいボトルのオーデコロン、
ナポレオンも戦場には必ず持ってゆき、浴びるように使っていたそう。

 

今日のFragrance Salon Ablxs 調香入門クラスでは、

こちらの4711の香りを参考にシトラスノートの勉強を進めていきました。

 

名香のイミテーションを行うことで、
「どうしてこの香料を、このくらいの量使うのか?」という、

名調香師の考え方を学ぶことができます。

 

オレンジ、レモン、マンダリンなどのシトラスを基調に、
ほのかなペチグレンの苦味や、白い可憐な花ネロリの華やかさがキーの、永遠のオーデコロンの名香に酔いしれながら、新しいシトラスノートのフレグランスが生まれました👶

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